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津の国屋 第一章~第四章 あらすじ

前回の第三十一夜で朗読しました、
津の国屋、第一章から第四章のあらすじです。

弘化4(1847)年6月半ばの夕暮れ、常盤津の師匠文字春は、
寺参りの帰りに十六・七の娘が自分の後をついてくるのに気付いた。
島田の髪に白地に撫子の浴衣の娘は、
文字春と同じ町内の酒屋『津の国屋』の娘お雪に逢いに、
八王子から来たのだと言う。そしてその娘は不意に暗がりに消えてしまう。
ぞっとした文字春はちょうど同じ町内に住む、大工の兼吉にあいともに帰ったが、
そこで津の国屋にまつわる噂話を聞くことになった。
長く子のなかった津の国屋は、八王子の遠縁の娘お安をいったん貰い子にしながら、
実の子が生まれると嘘のらしい口実を作って家から追い出してしまった。
それを恨んだお安は自殺し、十年前お安の姉のお清が同い年の十七で急死したとき、
撫子の浴衣を着たお安が現れたという。今度は妹のお雪の命を奪いにやってきたのか?

その後、文字春は津の国屋の娘、お雪から妙な話を聞く。
白地に撫子柄の浴衣を着た見知らぬ娘が、店を覗いており、
長太郎が声をかけたら、黙って消えてしまったのである。
その後駕篭屋が来て、彼女がここまで来る駕篭賃を津の国屋につけていった事も知るのだが、
津の国屋の主人、次郎兵衛はしょうがないと代金を払い、その場は済む。
また別の時に、お雪はこんなことがあったと話す。
彼女の母親、お藤が足をくじいたというのだ。
普段は女中にやらせていたことを、夕べにかぎってお藤が二階に上がって行う時に、
転げ落ちて怪我したのだという。
そして、こんな嫌な話も聞かされた。長太郎が近所の武家屋敷へ御用聞きにゆくと、
その屋根瓦の一枚が突然その上に落ちて来て、怪我をしたのだというのだ。
文字春はお安の祟りがそれからそれへ手を広げていくのを感じ、恐怖を覚えた。

津の国屋の女房お藤の怪我はどうもはかばかしく癒らなかった。
彼女は有名な医者のところへ通うことになったのだが、家を出るとき、店先で一人の僧と出会う。
彼は津の国屋を指し、凶宅じゃ、死霊の祟りがある、と告げ、
この家は絶えるかもしれないと言い残して立ち去ってしまった。
また、津の国屋の女中でお松という女が、湯屋からの帰り、
すれ違い様に見知らぬ女から、「早く暇をお取んなさいよ。津の国屋は潰れるから」
と言われた。振り返るとその女は消えていた。
段々と、このような津の国屋に関する出来事が漏れて、悪い噂として広まって来てしまった。
大工の兼吉は文字春に彼女がお安らしい娘とであったことを話したらどうだと勧めたが、
彼女はお安の死霊を恐れて話すことが出来なかった。
そんな折り、お雪の口からとんでもない話を聞く。
津の国屋の主人、次郎兵衛が突然出家すると言い出したのである。
女房のお藤と番頭の金兵衛はたいそう驚いて、必死に説得し、
現在思いとどまらせているらしい。
文字春は滅多なことは喋れないと、黙って彼女の話を聞いていた。
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