fc2ブログ

二人女房2 あらすじ

第百五十五夜、第百五十六夜に朗読した
二人女房、第一章~第四章のあらすじです



半七らが小金井へ花見に行った帰り、
折角だからと、六所明神まで足を伸ばすことになった。
その社で、お前の家はお化け屋敷だろとからかわれている女の子に出会う。
気になった半七は、その時宿泊していた柏屋の女中に聞くと、
事情を話して聞かせてくれた。

その女の子はお三といい、お国という姉がいた。
しかし、二人の父親がどうもたちの悪い人物で、喧嘩や博打をする。
そしてとうとうお国を女郎屋に売ってしまった。
しかし、悪いことばかりではなかった。お国に心底好いてくれる清七という人物が出来たのだ。
彼は江戸の和泉屋という呉服屋の息子で、手代の幾次郎に連れられていった際に彼女と出会い、
それからわざわざ彼女のために遠くから通ってあいにきていた。
そしていよいよ身請けという話となった時、父親の友蔵が邪魔をした。
その所為で、この話はなしとなってしまったのである。
失望した二人は、このあと心中をとげるという最悪の結果となってしまった。
お三の家が幽霊屋敷といわれるのは。このお国と清七の霊が出るというものだった。

江戸に帰ってきてから、子分の幸次郎が伊豆屋という酒屋の番頭治兵衛を紹介してきた。
彼は六所明神の闇祭の際に行方不明となってしまった伊豆屋のおかみさん、
お八重さんを探して欲しいと半七に依頼しに来たのである。
実はこの伊豆屋、かの和泉屋と関係があるのであった。
そして半七が調べていくうちに、和泉屋の女房もまた姿を隠していると言う噂がはいってきた。
他にも、この和泉屋の手代の幾次郎は、清七をお国とあわせた切っ掛けをつくった張本人だが、
彼の父親は主人の罪をかぶって捕まった、なので甘やかされている等々、、、。
そんな中、半七の女房お仙がこんな話を先ほど聴いてきたと語ったのである。
隣町にしん吉という落語家が住んでる。
そこのおっかさんが、出稼ぎに行った息子が血だらけになって帰ってくるという夢を何度も見るのだという。
それを聴いた半七は、雨の中でかけることになった。
スポンサーサイト



カレンダー

02 | 2011/03 | 04
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

ミミズク

Author:ミミズク
性別:女性

ねとらじ『朗読な夜』を放送させて頂いております。
ご興味を持たれましたら、のんびり聞いていって下さいな♪

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

UstatusChecker

クリックで配信ページへ

読書メーター

mimizukuさんの読書メーター

検索フォーム

リンク

QRコード

QRコード

FC2カウンター

Copyright © ミミズク